最近の電気代、高くないですか?
- お知らせ
- 2022/02/16
最近、電気をこまめに消して節約しているのに、
「電気代が高いなー」
と感じることはありませんか?
電気料金の内訳は以下の4つです。
・基本料金
・電力量料金
・燃料費調整額
・再エネ賦課金
実はいま「燃料費調整額」が過去最高に上がっているため、電気代も上がっています。(再エネ賦課金も毎年上昇しているのですが‥)
今回は、電気代が上がっている要因の1つである「燃料費調整額」についてお伝えします。
電気をつくる方法は火力、水力、原子力などいくつかありますが、日本は約75%の電気を火力発電でつくっています。
火力発電を行うには燃料が必要です。燃料の価格は常に変動するので、その分を毎月の電気料金に反映させる制度が「燃料費調整制度」です。燃料の価格が上がれば電気料金は割り増しされ、逆に燃料が安いときは割り引きされます。
現在、燃料の価格は高騰しています。その結果、燃料費調整額も高騰してしまっているのです。(電気も上がっていますが、同時にガスや石油はそれ以上に上がっています。)
こちらは津田の自宅の電気代(令和3年1月分と令和4年1月分)です。
電気使用量
・令和3年1月 1,335kWh
・令和4年1月 1,291kWh
※電気使用量は 45kWh 減っている
電気代
・令和3年1月 24,350円
・令和4年1月 28,102円
※電気代は 3,753円 上がっている
なんと電気の使用量は減っているのに電気代は上がっています。”ビックリ” ですよね!
これは先程の燃料費調整額が原因です。
燃料費調整単価
・令和3年1月 1kWhにつき -2.40円
・令和4年1月 1kWhにつき 1.59円
※昨年と比べて3.99円差があり、たとえば電気使用量が1,000kWhなら燃料費調整額は約4,000円値上がりしたことになる
燃料費調整額
・令和3年1月 -3,204円
・令和4年1月 2,052円
※昨年と比べて電気代が5,256円値上がりしたことになる
電気代は燃料費調整制度があるため、火力発電の燃料の値段で大きくかわります。昨年と比べて、燃料費調整額で電気代が5,256円も値上がりしてしまっているので、電気をこまめに消して節約しても、電気代を下げることはなかなか難しい状況です。
そこでおすすめしたいのが太陽光発電です。大きな節約効果が得られます。太陽光発電にはリース制度があり、初期費用ゼロで月々のリース料金だけでお手軽に設置できます。電気代のストレスが少し減るかもしれません。
最近、電気代が高いなと感じられている方は、ぜひ太陽光発電の設置を検討してみてください。